スポGOMIとは?大会ルール・得点の仕組みを解説!

スポGOMIとは

「スポGOMI(スポーツごみ拾い)」は、決められたエリアの中で、制限時間内に拾ったごみの“量”や“種類”に応じたポイントをチーム同士で競い合う、新しい形のスポーツです。

「ごみ拾いはスポーツだ!」という合言葉のもと、2008年に日本で生まれました。

スポGOMIの運営団体

スポGOMIは、一般財団法人日本財団スポGOMI連盟が主催する大会です。

世界的に深刻化している海洋プラスチックごみ問題に対するアクションの一つとして、スポGOMI大会を企画・実行しています。

参加者がスポGOMIの体験を通じて環境問題や海洋ごみ問題を自分ごと化し、その動きを拡大させて行くことで、多様なアクションを起こせる人材を増やすことを目的としています。

スポGOMIのルール

スポGOMIのルールは、とってもシンプルです!
チームは「3人一組」や「5人一組」で構成され、決められた時間内に拾ったごみの“種類”や“量”に応じてポイントを競います。
多くの大会では、制限時間は60分。各チームには、安全のために審査員が同行します。

主なルール

  • 3〜5人でチームを組む
  • 競技時間は1時間(大会によって変わることもあります)
  • 指定されたエリア内でごみを拾う
  • チームメンバーは10m以内の距離を保つ
  • エリア内では走らない
  • スポーツマンシップを大切にする

ごみ袋・トング・軍手などは運営側が用意してくれるため、参加者は動きやすい服装と靴を準備すればOKです。夏の大会では、熱中症対策も忘れずに行いましょう。

スポGOMI得点の仕組み

制限時間内に拾ったごみは、種類ごとに分けて計量され、それぞれに決められたポイントが与えられます。

たとえば、「燃えるごみは100gで10ポイント」、「燃えないごみは100gで5ポイント」といった具合です。

特に「たばこの吸い殻」は100gで100ポイントと高得点なので、拾えば拾うほど得点がアップします!

どの種類のごみを優先して拾うか、どのエリアを回るかなど、チームの戦略が結果に大きく影響するのもスポGOMIの魅力。誰でも優勝のチャンスがあります!

【ポイントの一例】
・燃えるごみ:100gで10ポイント
・燃えないごみ:100gで5ポイント
・プラスチックごみ:100gで50ポイント
・ビン・缶・ペットボトル(中身を除く):100gで10ポイント
・たばこの吸い殻:100gで100ポイント